違うアプローチで肌に働きかける物質
みずみずしくうるおう健康な肌は、万人の願いです。近年、めざましい発展を遂げているスキンケアの分野では、さまざまな美容成分の研究開発が行われています。コラーゲンやヒアルロン酸などが話題となっている一方で、これらとはまったく違うアプローチで肌に働きかけ、注目を集めている物質がLPS(Lipopolysaccharide/リポポリサッカライド)です。
美肌のために自然治癒力を上げる
LPSは、1988年に小麦粉に含まれる自然免疫を制御する機能性成分として見つかり、体の自然治癒力を活発にさせることがわかりました。そして、肌にもこの自然治癒力が備わっていることから、美肌や創傷治癒、抗炎症などに対するLPSの働きが、世界各国の研究でわかってきました。
体の健康維持や病気を防ぐだけでなく、LPSで自然免疫を活性化して、健康な肌本来の美しさを取り戻す。それが LPSを用いた「美肌」の考え方です。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-13 パントエア菌LPSの美肌力』より