
※過去の記事を再編集しています
活性酸素と上手につきあうために
ストレス、不規則な生活、喫煙、紫外線などによって、体内では活性酸素が過剰に発生することがあります。活性酸素が過剰になると、細胞を“サビつかせる”ような酸化ストレスを引き起こし、老化や生活習慣病の一因になると考えられています。若々しさや健康を保つためには、活性酸素を過剰に増やさないことが大切です。
活性酸素の発生を抑える本わさびの力
本わさびの根茎に含まれる「6-MSITC※」には、活性酸素の発生を抑える作用が報告されています。抗酸化作用をもつポリフェノールなどは、発生した活性酸素を消去する「消去型」です。一方、わさびの6-MSITCは、活性酸素の発生を抑える「抑制型」の作用を示すことが特徴です。そのため、酸化ストレスの軽減に役立つ可能性が期待されています。
6-MSITCによる酸化ストレスマーカーへの影響
実験によると、「マウス血液中の活性酸素産生」が48%抑制されました。また、ヒトが本わさびエキスを3か月間摂取し、尿中の8-OHdG(DNAの酸化損傷の指標)を測定したところ、8-OHdGの低下が認められました。
■ 6-MSITCによるマウス血液中の活性酸素産生抑制作用

出典:日本食品科学工学会第48回大会(2001年9月) 並びに日本食品科学工学会第51回大会(2004年9月)にて発表(大阪市立大学と金印との共同研究)

■ ヒトにおけるDNA酸化損傷の指標(8-OHdG)の変化

出典:金印社内での実験
長時間持続する6-MSITCの抗酸化作用
ビタミンCなどの抗酸化物質は、体内で比較的短時間のうちに代謝・排出されます。6-MSITCは体内の抗酸化システムを活性化することで、その作用が24時間以上持続することが報告されています。この持続性の高さが注目されています。
※ 6-MSITC(6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート):本わさび特有の辛味成分の一つで、近年、抗酸化作用や抗炎症作用などが研究されている機能性成分
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-9 わさびの健康・美容力』より















