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日本一の長寿を生む「健康の仕掛け」とは?

朝のカフェ

東京近郊に日本一の長寿の街があった

東京都心から電車でわずか30分。緑豊かな丘陵地帯に広がる川崎市麻生区。一見、どこにでもあるような郊外の住宅街ですが、この穏やかな風景の中に、ある秘密が隠されています。2020年市町村別生命表(厚生労働省調査による市区町村ごとの死亡状況を比較分析するための統計資料)において、全国1887市区町村の中で麻生区は男女ともに日本一の長寿を達成。男性84.0歳、女性89.2歳、最下位の自治体と比較すると男性で10年以上もの差があります。

地域施策が支える健康増進の取り組み

麻生区の玄関口ともいえる小田急線新百合ヶ丘駅に降り立つと、駅前に広がるのは商業施設が立ち並ぶベッドタウンの風景。かつての長寿村のイメージとは程遠いこの場所に、いったいどんなカラクリがあるのでしょう?
麻生区では高齢者の健康増進を目的とした独自の市民体操「かがやいて麻生ストレッチ体操」を開発し、普及に努めてきました。この体操は、筋力トレーニングやストレッチ、有酸素運動などを組み合わせたもので、高齢者でも無理なく続けられるように工夫されています。また、区内各地に設置された健康遊具や、整備されたウォーキングコースなども、住民の運動習慣の形成に一役買っています。

高級住宅街を見渡すグループ

坂道と筋肉量の維持

麻生区の地形的な特徴も、長寿に貢献していると考えられています。麻生区は、多摩丘陵の一角に位置し、坂道が多いことで知られています。この坂道が、日常生活の中で自然と足腰を鍛えることに繋がり、筋肉量の維持に役立っているのです。

健康長寿の秘訣

麻生区の事例は、私たちに重要なメッセージを伝えています。それは、健康長寿の秘訣は食生活やサプリメントだけでなく、筋肉の活性化、そしてそれを促す生活環境そのものにもあるということです。
筋肉は加齢とともに衰えていく傾向があります。この現象は「サルコペニア」と呼ばれ、健康寿命を縮める大きな原因の一つとなっています。市民体操の習慣と共に、麻生区の坂道の多い地形は日常的な歩行を通じ、このサルコペニア対策に自然と貢献していると考えられます。

穏やかな街並みの散歩道

栄養書庫発行 : 『最高の健康生活 5つの新常識』より

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