
よいサイクルが健康のカギ
腸の中でつくられる短鎖脂肪酸は、おなかを動かしたり、腸の壁を元気にしたり、栄養のとりこみを助けたりします。するとおなかの中はキレイで弱酸性になり、善玉菌がすみやすい環境になります。
元気になった善玉菌は、またたくさんの短鎖脂肪酸を作り出します。
こうして「よいサイクル」がまわり、体も心もどんどん健康になっていくのです。
腸内マイクロバイオーム調整
おなかの中には何十兆もの菌がいます。いろいろな種類の菌がバランスよく暮らすことで、腸の働きがスムーズになり、健康の土台がつくられます。

善玉菌が棲みやすい環境に
短鎖脂肪酸のおかげで腸内は弱酸性になり、悪玉菌が育ちにくくなります。その結果、善玉菌がのびのび暮らせる“快適なおうち”ができあがります。
短鎖脂肪酸増加
菌たちが食物繊維やオリゴ糖を食べると、元気のしずく「短鎖脂肪酸」がたくさん生まれます。これが腸を助け、血液にのって体じゅうへ届けられます。

栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-13 腸内細菌がみんな元気に!短鎖脂肪酸を育てよう』より





