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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

超高齢化社会への対策として

森林

活性酸素のよい面悪い面

活性酸素は、体内に侵入した細菌などへの対抗手段として白血球が放出する、健康を維持するために必要不可欠な物質です。しかし有害物質を殺菌する役目を担う反面、増加しすぎるとカラダを酸化=錆びさせるという、ありがたくない負の側面も持っています。過度な心的ストレスや、腸内の悪玉菌による異常発酵に起因する有害物質がトリガーとなり、免疫の助けになるはずの活性酸素を結果的に、必要以上に増加させてしまうのです。

活性酸素があふれ出すと

活性酸素があふれ出すと、健康への悪影響がでてきます。具体的には、お肌のシミやシワの原因になったり、深刻なケースでは、ガンや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の発症につながる危険な存在です。

森林の力が活性酸素を抑制

フィトンチッドの抗酸化作用を検証したところ、高い抗酸化能力で知られているα-トコフェロール(ビタミンE)を超える活性酸素の消去効果が実証されました(詳しくは本書「Nutrient Library-18 フィトンチッドの秘密Ver.2」7ページ参照)。もろ刃の剣である活性酸素への、安全な対抗手段として高い有用性を示しました。また、フィトンチッドに含まれるα-テルピネンが活性酸素に対して特に高い消去能力を示したのです。

森林2

フィトンチッドとアンチエイジング

活性酸素の除去は、アンチエイジングにおけるもっとも重要な課題。新たな森林活用として林野庁が提唱する森林セラピーは、我が国の超高齢化社会への対策として、森林環境に身を置くことで生涯現役を実現しようというもの。
ここでも、フィトンチッドのアンチエイジング効果が大きく期待されています。

■ フィトンチッドの構成化学物質による活性酸素消去性能試験結果

活性酸素消去性能試験結果
地球環境研究論文集 2009年9月「 フィトン・イフェクト:森林の新しい活用」
奈良松範 堀井充 畔上浩史 諏訪東京理科大学システム工学部機械システム工学科より

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-18 フィトンチッドの秘密Ver.2』より

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