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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

カンナビノイドの基礎知識

アサの写真

アサという植物

アサはアサ科アサ属の一年草で、雌雄異株です。人間が栽培してきた最も古い植物のひとつで、種子は食用に、花や葉は生薬に、茎の繊維は布や紙に、繊維を採った後を建材にと、生活のあらゆるところで利用されてきました。
英語名の「ヘンプ」は、繊維利用のために品種改良されたアサの呼称。規制法で表記される植物名のカンナビスと区別しています。

アサの学名・英名

植物性カンナビノイド

アサには薬理作用がある成分が多く含まれています。400 種類を超える活性化合物のうち、120 種類以上が植物性カンナビノイドです。植物性カンナビノイドはアサにしか含まれていない特有の成分を指します。
古来よりきわめて有用な薬用植物として利用されてきたアサは、近年のカンナビノイドの研究によって「薬理学的な可能性の宝庫」だったことが再認識されています。

日本と海外の違い

日本では、江戸時代、アサは暮らしに役立つ大切な植物として三草(麻、藍、べに花または木綿)のうちに数えられ、米と並ぶ主要農作物でした。丈夫な繊維原料として不可欠であったため、1948 年に「大麻取締法」が制定されるまで栽培が奨励されていました。また1951 年に除外されるまで、医薬品の規格基準書である「日本薬局方」に収載されていた生薬でした。
ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアなどでは産業用ヘンプの栽培が日本よりはるかに容易なため、繊維原料をはじめ、住宅用建材などの工業製品原料のほか、土壌の浄化やバイオマス資源など、アサの多様な可能性が注目されています。

アサの部位ごとの説明
ヘンプシードの栄養成分

栄養書庫発行 : 『カンナビノイドマスター入門』より

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