ひざ痛は50代前後で始まる
中高年の年齢にさしかかると、多くの人が体の関節に痛みを覚えるようになります。ひざ痛は50代前後で始まり、65歳前後で急増すると言われています。原因は、ひざの軟骨がすり減って起こる「変形性ひざ関節症」が8割近くを占めます。残りの2割は、関節リウマチなどの疾患、歩きすぎや力仕事などによってひざ周りの筋肉や腱が炎症を起こした場合や、閉経後の女性の軟骨が弱くなって起こる女性の加齢によるものなどになります。
歳を重ねると減少する細胞外マトリックス
レンガとレンガをつなぐセメントのように細胞と細胞を埋める細胞外マトリックスは歳を重ねると減少していきます。さらに関節の軟骨も加齢によって減少するため、骨と骨が直接当たることで痛みとなって表れます。
関節痛に悩まされず健やかで元気な日常を過ごす
この細胞外マトリックスであるプロテオグリカンコラーゲン複合体を摂取することで、障害が減り、関節痛の痛みを軽減する作用が働くことがわかりました(図1)。以前は、グルコサミンやコンドロイチン硫酸を摂取する方法が知られていましたが、効果を出すためには、コンドロイチン硫酸は、1日に800~1200ミリが必要です。それが、プロテオグリカンコラーゲン複合体の場合、わずか30分の1の量で効果を発揮することがヒト試験で解明されたのです。
歳を重ねても関節痛に悩まされず健やかな日常を送るために、プロテオグリカンコラーゲン複合体に寄せられる期待が高まっています。
■ 関節に対する有効性(図1)
関節に違和感を覚える健常者を対象に、プロテオグリカンコラーゲン複合体を1日に40ミリ摂取してもらい、その効果を検証しました。プラセボ対照ランダム化二重盲検により、様々な日常の動きに対しての効果が確認されました。
・被験食品:プロテオグリカン複合体40mg
・摂取方法:1日1回夕食後摂取
・被験食品摂取群:30名対照食品摂取群:30名
・摂取期間:12週間
・評価項目:JOAスコア、JKOMスコア、VASアンケート、The Knee Society Scoring
■ひざの構造
ひざの関節は、大腿骨と脛骨の間にある軟骨がクッションの役割を果たしています。この軟骨が加齢や酷使することですり減り、膝に痛みが出たり、水(関節液)が溜まったりします。
プロテオグリカンコラーゲン複合体が、関節痛の痛みを和らげます!
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-35 プロテオグリカン非変性Ⅱ型コラーゲン複合体の秘密』より