血流が滞ると
私たちの身体は血流によって、身体の隅々まで酸素や栄養素を行き渡らせ、健康な身体を保っています。しかし、運動不足やデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいたり、食生活の乱れやストレスなど精神的・肉体的な疲労により、血流が滞ってしまいます。
血液がドロドロになると、血流が停滞してしまいます。これは肩こりや冷え性などの原因になるばかりでなく、高血圧や糖尿病、動脈硬化、心疾患などの要因にもなります(図1)。
■ 血行不良によるさまざまな症状(図1)
血液は栄養分や酸素を末端の細胞まで運ぶ他、老廃物や二酸化炭素を腎臓か肝臓などへ運ぶ役割も担っています。そのため、血行が悪くなると栄養分が身体の隅々まで行き渡らないだけでなく、老廃物が蓄積される悪循環が起こり、さまざまな病気の要因になります。
また、身体の末端まで血液を巡らせる毛細血管は、老化によって働きが衰え、最終的には消滅してしまいます。すると身体の隅々まで酸素や栄養素が行き届かなくなり、老廃物の回収もできないので、さまざまな身体の不調を招くことになります。
マイナスイオンが血流を改善
血行がいい状態は血液が弱酸性に傾いていて、正常なpHバランス※になっています。一方、血流が滞るドロドロの血液は酸性化しています。マイナスイオンには、血液の酸性化を弱アルカリ性に傾ける効果があり、血流を改善すると言われています。
カチオン効果で若い血管年齢に
その効果はカチオン効果と言い、糖尿病でも取り上げたように<マイナスイオンが血液のpHを整える作用>が大きな要因と考えられています。(財)エム・オー・エー健康センター 生命科学研究所で行われた臨床試験では15人の被験者に30分間、マイナスイオン雰囲気下に曝露したところ、血圧や抹消血流量から血管年齢が若くなる例が増えたと報告されています(図2)。
■ マイナスイオンによる血管年齢の改善(図2)
健康な男性11名と女性4名(年齢平均48.5歳)合計15名の被験者をマイナスイオン雰囲気下に30分曝露し、血圧や抹消血流量の変化から血管年齢を割り出した結果、マイナスイオンなしに比べてマイナスイオンありの群は血管年齢が低下する人が多くなりました。
また、マイナスイオンによって血流を改善することで、さまざまな病気を予防できるだけでなく、美肌や育毛といった美容面での効果も認められています。
※血液のpHは7.4が最適と言われていますが、肝臓は7.35、脳は7.05、神経は6.8など部位によっても違っています。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-31 マイナスイオンの健康力』より
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